地域福祉コーディネーターの配置
市内10のコミュニティエリア毎に、担当の地域福祉コーディネーターを配置しています。地域包括支援センターと円滑に連携するため、地域包括支援センターの圏域に合わせて、2エリア2名のチーム体制にしています。
地域福祉コーディネーターの取り組み
地域福祉コーディネーターの活動イメージ
地域支援
地域福祉コーディネーターは、概ね中学校区を基盤とした、10のコミュニティエリアごとに立ち上げている、地域福祉推進委員会をベースに活動を行っています。地域福祉推進委員会では、見守りや助け合い、地域の居場所づくりや災害時の要配慮者支援など、多岐に渡る内容をテーマにしています。
地域福祉推進委員会に参加している自治会・町会・住宅管理組合等に対しても、地域福祉コーディネーターが関わり、見守りや支えあいの仕組みづくりの支援や他地域の取り組み紹介を行っています。また、住民同士の顔の見える関係づくりを目的とした、ふれあい・いきいきサロン等の通いの場づくりを支援しています。具体的な取り組みを地域福祉推進委員会で共有することで、さらに他の自治会・町会・住宅管理組合の活動に波及していく基盤的な役割を地域福祉推進委員会が有していると言えます。
個人支援
団体への支援だけでなく、近年では制度の狭間となる個人ケースへの対応や高齢者の地域活動へのつなぎなど、世帯や個人への支援も行っています。ふれあい・いきいきサロン等への訪問や地域福祉推進委員会でのつながりの中で、地域福祉コーディネーターに個人ケースへの相談が入ることも多くあります。地域包括支援センターや民生委員とも連携しながら、必要な専門機関・サービスにつなげていきます。
地域福祉コーディネーターは、地域を重層的に捉え、コミュニティエリア全体の地域力の向上を目指すとともに、地域で生活をしている個人を支えることができる地域づくりを目指しています。